米2カ月連続上げ 相対価格1%上昇 需要増で不足感 4月分
上げ幅が大きかった銘柄を見ると、茨城「ふくまる」が前月比17%高の1万7424円だった。茨城「コシヒカリ」が同15%高の1万7135円、秋田「ひとめぼれ」が同14%高の1万6230円。
取引量の多い銘柄では、北海道「ななつぼし」が1万5742円、秋田「あきたこまち」が1万5274円、山形「はえぬき」が1万4901円で、いずれも小幅ながら上げた。
全体の取引数量は前月比52%減の10万715トン。昨夏の猛暑の影響で23年産米は出回り量が少なく、前年同月比では14%減だった。大手米卸は「在庫に不足感が出ている中、調達が思うように進まない」と話す。